ワズのようなシーランスは手でくるくるして窓を開ければいいんですよ!
そう、これまで旧車を乗り継いできた者としては当然そうだろうと思っていたし、そのことすら問題にしたことはなかったわけです。
が、しかし、がしかしですよ、昔々ベンチシートのワーゲンのタイプ2に載ってたときとは違い、エンジンが運転席の真ん中にマウントされているワズとでは助手席へのアクセスがすこぶる悪い。
それでなくても、左にフェンスがある我が車庫では、乗り降りにも面倒なエンジンマウント方式なのです。
そのとても不便極まりない車に対しては、ちょっと便利なものを追加していくのもこれまた楽しみなんだろうと思ったので今回これをチョイスしたのです。
UAZブハンカ専用のパワーウインドウキットを発見!

やっぱり不便を我慢するのは精神衛生上とても良くない!
ちょっと暑いけど、クーラーはいらないし、そもそもクーラー効くかどうかもわからんという時には当然ながら窓を開けるんですよ。
でもね、エンジンフードが邪魔で窓を開けるにしても運転席側だけしか無理。
もっと困るのは、こういう時に雨が降ってきたら閉めれないわけです。
暑いので窓をどっちも開けて出発→雲行きが怪しくなってきて突然の豪雨→窓閉めれない→助手席びちょびちょ。
とまぁ、こういう流れになるんですよ。
これって運転してると気になるので結構危ない。
なので、この度わざわざドイチェから直輸入しました。
それがこの「Electric window lifter kit for UAZ-452, Buchanka (L/R)」です!
キットの中身はパーツやコードなどいろいろ入ってる

箱を開けるといろんなパーツが入ってて、おまけに説明書見てもちょっと難しそうなので、個人で取り付けるのはかなりの労力がかかりそう。
そもそも詳しくなければ無理っぽいのはすぐわかる内容です。
ということで、いつも面倒見てもらっているS& companyへ持ち込みして取り付けしてもらいました。
その日は、前に入庫していたムルティプラ600の代わりに、ちょうど修理で入庫していた千原ジュニア氏のエコノラインがありました。
ワズとは似て非なるものって感じですが、ワズの方が実際は古い車でも、同年代っぽさを感じる車でステキ。
メクラキャップが気になるけど仕方ないよね

取り付けは少々難航したものの、うまく調節して取り付けしてくれました。
もとのハンドル部分にはメクラキャップを取り付けてありますが、そのうち断熱処理をする時にでも内張をウッド調のベニヤ板に替えたいなと思っています。
だからとりあえず見た目はダサいけど、すぐに気にならないようになると思うのでこれでいいでしょう。
ていうか、ついこの前にメタル製のハンドルを購入したばかりで、一度も使っていないうちにパワーウインドウ化したので勿体無いことしたなぁと思っていますが、
純正のプラスティックハンドルと、メタル製のハンドルをヤフオクで売りに出そうかと思ってます。
その他、シートも2脚売却しよう。
パワーウインドウのスイッチはどこに?

さて、こんなスカスカペラペラのドアの作りの車なので、昇降スイッチが取り付けれない。
というか、助手席に取り付けるのであれば、運転席側に2つ、助手席側は1つのスイッチ合計は最低3つ必要ですが、付属は2つだけなので、どちらの席からも押せる位置に取り付ける必要があります。
というと、場所は1つだけ。
ちょうどセンターパネルの横、運転席側に取り付けるしかないのです。
そうでないと、助手席の窓を運転席から開けれないので、それでは何のために購入したのか全く意味がないからです。
ボタンの印象は安っぽさはどうでも良くてきちんと動作してくれりゃぁ良いのです。
意外にもカチッカチッとした反応でフィーリングよし。
開け閉めの感じは↓の通りです。
パワーウインドウの動作確認
パワーウインドウの動作確認としては意外にもかなりスムーズな動きです。
上がる時一度泊まりましたが、それは指が離れたからで動作上の問題ではないです。
今回、キーオンにしていなくてもバッテリーさえ繋がっていれば動くようにしてもらっています。
要するに、手動の状態と同じ動作ですね。
普段駐車している時は、バッテリーをキルスイッチでオフにしているのでバッテリーに支障はないです。
結論!
取り付けてとても便利で快適。
やっぱりキットが出ているというのはワズ乗りのニーズがあるということで納得の商品でした。
おしまい
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