ワイのワズが入院した結果!

ワイのワズが入院した結果!

朝起きてメールを開くを新着が届いていたのでみてみると、修理を依頼していた工場からだった。
そういえば、もう2か月ほど入院していたワイのワズが治りましたよという内容で、もういつでも取りに来てくださいという吉報がだった。ワズを購入してから3か月。
1月末ごろにレッカー移送してワズが入院して帰ってきたのが3月末ごろで、なんだかんだで丸2か月の入院でした。
納車1か月でエンジンがかからなくなってレッカーで工場へ直行。
それから2か月かかり、結局購入して2/3は入院期間という、ロシア車の洗礼を受けたような気がした。

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原因がわからない奇妙な現象なのよね

さっきまでエンジンかかってたのに、急にかからなくなるそんな現象って一体ナニよ。
キーオンでもたつくようになってきて、かかりそうだけどセル回らんという意味不明な状態。
まだ6千キロぐらいしか走ってないのに、スターター(セルモーター)が逝ってまうことは考えにくいけど、ロシアの車なので例外は排除できない。

バッテリーが弱ってるのか?という意見があったけど、お漏らししそうなぐらい電気パンパンやったしバッテリーじゃない。
じゃぁ何が原因なんよw
他ナニある?
他は接触不良ぐらいやけど、接触不良になるようなことしてないからなんでかわからんのよね。

もしあるとすればフロントウインカー部分。
以前にウインカーが固定されていなくて、よくよく見てみたらネジが腐食で溶けてたり、ネジ穴自体が土台割れで止めれなかったり、なんでこんなボロボロになるの?と思うぐらいの製品クォリティに正直驚かされたんですが、そのマイナス部分の固定ネジがグラグラだったので、ひょっとすると思い当たる節としてはそれぐらい。
でも、そんなのでエンジンかからんことあるんかな…とか思ってたその翌日に急遽レッカー移送をチョイス。
素人君が色々考えてても埒あかんからさっさとプロの整備士に見てもらう方がいいという判断でした。

整備工場に原因を聞いてみたところ

整備工場曰く「原因わかりませんわw」ということでした。
これは笑い事じゃなく、えらいこっちゃと思い、スターターの輸入準備もしておかなくてわ!と色々調べたりしてましたが、どうやらセルモーターじゃないような気がするんですという話でした。
てっきりセルモーターが原因だと思ってたのに、セルモーターじゃなければどこが原因ですか?と聞くと「わからない」という返事。

後日進捗を聞いてみたところ、セルモーターは取り外してバラしてみたけど以上はないとのこと。
配線を追って行って調べているけど、どこもおかしくないので変だと。
ますます謎が深まるばかり。
ズンチャッチャ〜🎵ズンチャッチャ〜♪と頭の中でパルナスのCMが流れてきた。
ロシアで謎ってなるとあのしんみりした謎の歌がリンクする。

子供の頃ちょっと怖かった記憶があるCMでしたね

他に考えられるとして、ヒューズ関係はどうか?ということでヒューズをチェックしてもらおうと思ったけど、ある重大問題があったので、それを伝えて見比べて欲しいと言ったのがこれw

ヒューズボックスの内側にある配置図。
これ分かる日本人どんだけおるん?w
一応Googleで画像翻訳してどれが何かは分かったけど、もう1単語も読めへんとかって、アジア圏内でいうところのタイ語とかカンボジア語に匹敵する。
これだけでも難関なのはいうまでもない。

灯台下暗しとはこのこと

電気の流れを全部追って行った結果、結局は問題なかったバッテリーのところにたどり着いたということでした。
ただ、バッテリーといっても、バッテリ本体は問題なく、キルスイッチも問題じゃない。
じゃ、一体どこが問題だったのか?というと、ズバリ「コード」いや、「ボディアース」でした。
やっぱりアースは大事ですよね。

で、アースといっても外れてしまっていて接続されていないとかそんなことではなく、ただ単に「錆びてた」ことによって接触不良が起こっていたということだったのです。
なんじゃそりゃ!と言いたい結果。

それがこちら。

この錆によって、アースが接触不良となってしまっていたということ。
これは乗ってる人は分かるけど、運転席のシート裏にバッテリースペースがあるので、100%車内なんですよね。
車内なのにこんなに錆びてるってどういうことよw
新車時からここは塗装されていない、要は普通に錆びてしまう鉄剥き出しってことなんか?
中古車の怖さはこういうところなんかもね。
もちろん、前オーナーさんの維持管理や納車前点検整備の際の確認にも問題があったのはいうまでもないね。

で、整備工場からはここが問題点で修理したのでエンジンは難なくかかりますよとのことでした。
本当にありがたいです。
触ったことのない未知の車、ロシアの60年前から基本設計が変わっていないというシーラカンスっぷりがプロの整備士を困らせたようです。
仕上げていただいたアフターがこちら。

もう完璧です。
最終的には接触部分以外は錆止め塗装を施して下さいました。
エンジン始動バッチリ。

早速、うちのワンコ連れてグランピングに行ってきましたとさ。
めでたしめでたし

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この記事を書いた人

わざわざこんな不便で乗り心地悪い車を買いました。
クオリティからすると高価な割高車両ですが、乗ってると脳内でセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの3つの「幸福物質」がドッバァーと出てくるそんなお車です。(たぶん)

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